携帯電話の利用料金をめぐって、安倍総理の一言から始まり、総務省を始めとした国の機関までもが動き出し、その改善を行おうとしています。
何かしらの結果が出ると良いけれど、見ているとどうも認識の一致すら出来ない状況にも見受けられ、キャリアとしてもどのように対処を進めていくのか、難しいところでしょう。
今回、MVNO SIM の BIGLOBE SIM が Wi-Fi アクセスポイントの強化を発表しました。
一部は有料のプランとなるとのことではありますが、携帯電話の利用料を下げるための一つの方法としては、今すぐということなら、この対策がおそらくは一番効果を発揮するのではないかと思うのです。
2020年の東京オリンピックに向けて、海外からいらっしゃるお客様向けの無料 Wi-Fi のスポットが足りないとか、自治体によっては、MVNO SIM を無料で配って観光客を呼び寄せようとしていう顛末には、少し呆れてしまいますが、このどちらの問題も、ついでに解決できてしまいます。
今、無料で Wi-Fi を使おうとすると、コンビニに立ち寄り専用のソフトを使うとそこそこ快適に通信できるし、この方法を使うと、電話も IP 電話が使用できるので、元々の通信の高速化が行われるのを待つまでもなく、かなり快適にスマートフォンを使うことが出来ます。
もちろんデータ通信量なんて気にする必要はありませんから、どこにでも Wi-Fi 環境がある状態になれば、最低のデータ通信量のプランで OK ってことになってしまいますね。こんな世の中を目指すと良いのではないですか?
これは利用者としては、今すぐにというのなら、多少の有料プランではあったとしても、どこに行っても Wi-Fi による快適な通信が今すぐできるのですから、BIGLOBE SIM が発表した今回の Wi-Fi スポット強化はお互いの、理(利)にもかなっていると思うし大歓迎です。
ビッグローブ株式会社は、モバイル通信サービス「BIGLOBE SIM」のユーザが利用できる Wi-Fi スポットのアクセスポイント数を2015年12月1日より大幅に拡大します。コンビニや主要駅、カフェなど、 (2015年11月2日現在)で Wi-Fi による高速でセキュアなインターネット利用が可能になります。なお、MVNO 事業者では最大級の Wi-Fiスポット数です。
( http://support.biglobe.ne.jp/news/news478.html )
このたびの Wi-Fi スポット拡充では、アクセスポイント数を従来の 15倍にしたほか、 EAP方式の活用による高速接続とセキュリティ強化も併せて実現するなど大幅なサービス強化を行いました。これに伴い「BIGLOBE SIM」の一部プランでは、2016年2月1日以降 Wi-Fi スポット利用料金が有料となります。
BIGLOBE の Wi-Fi スポットの利用が有料となる SIM プランは、
のプランを利用している場合で、Wi-Fi スポットを利用するには、月額 250 円の負担が必要となります。
Wi-Fi を活用することで、LTE・3G のデータ通信容量を気にせず、動画サービスや音楽ストリーミングサービスを楽しむことができます。昨今、映画をはじめとする動画サービスの充実がすすみ、一部の音楽ストリーミングサービスでは、Wi-Fi 接続の場合、より高音質での音楽視聴ができるサービスが提供されています。BIGLOBE は、こうした大容量データ通信を積極的に利用したいというユーザのニーズに応え、Wi-Fi サービスの強化を図りました。
このたびの、Wi-Fi スポットのアクセスポイント数拡大の概要は以下の通りです。
エリア | 主なエリア名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン |
鉄道 | 西武鉄道、東武鉄道、京王電鉄、京成電鉄 |
カフェ・ファストフード | ロッテリア、プロント、タリーズ、カフェ・ド・クリエ、上島珈琲店 |
カー用品店 | オートバックス |
商業施設 | アリオ、アカチャンホンポ、ロフト |
スーパー | イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークベニマル |
デパート | そごう・西武 |
ホテル | ワシントンホテル、プリンスホテル、ANA クラウンプラザホテル |
レストラン | デニーズ |
コンベンションセンタ | 東京国際展示場、幕張メッセ |
空港 | 福岡空港、中部国際空港、那覇空港、大阪国際空港、JAL ラウンジ |
スタジアム | 千葉マリンスタジアム、楽天 Kobo スタジアム宮城 |
その他の提供エリア | 飲食店、商業店舗、観光地 |
上記は、今回新たに Wi-Fi スポットが利用可能になるエリア
全国約77,200 カ所の Wi-Fi スポットが利用できる
以前から提供している約 5,200 カ所のアクセスポイントに、新たに約 72,000 カ所が加わり、合計約 77,200 カ所のアクセスポイントが利用可能に。
新幹線やマクドナルドに加え、全国のコンビニや鉄道の主要駅、カフェや商業施設などで高速な Wi-Fi サービスを利用できる。
一部プランで Wi-Fi サービスを有料化。ユーザニーズの多様化に対応。
アクセスポイントの大幅拡充やセキュリティの向上に伴い、「BIGLOBE SIM」のエントリープランや、音声通話スタートプランなど、データ通信容量が少ない一部のプランを有料化。
2016年2月1日より Wi-Fi スポット利用料金を1ライセンスあたり月額250円(税別)(注1)で提供。ライトSプランや12ギガプランなど大容量のデータ通信プランは、従来通り追加料金無しでWi-Fiスポットを利用できる。
EAP 方式によるセキュアで高速な Wi-Fi 接続を実現
Wi-Fi スポットへのセキュアかつ高速な接続を実現する EAP 方式を採用(注2)。これによりセキュリティの向上と Wi-Fi スポットへの接続時間を最大 10分の 1 に短縮できる。BIGLOBE では、Wi-Fi 接続アプリ「オートコネクト」(注3)を提供しており、EAP 方式に対応していない Wi-Fi スポットの利用においても EAP 方式相当のセキュリティ及び接続時間の短縮を「オートコネクト」で実現。さらに「オートコネクト」では Wi-Fi の初期設定の自動化や LTE・3G、Wi-Fi の通信量の確認を容易にするなど、モバイルライフをより快適に利用するためのサービス強化をすすめています。
BIGLOBE は“心をつなぐインターネット”を通して、お客さま一人ひとりのかなえたい想いを実現してまいります。
(注1)Wi-Fi スポット利用料は 1ライセンス目のみ初月無料。
(注2)EAP 方式では、EAP-TTLS を使用。EAP は、Extensible Authentication Protocolの略。
(注3)Android(TM)版に加え11月に iOS版をリリース予定。
情けないけど、たったの 5,200箇所しかなかった Wi-Fi スポットが、一挙に 72,000 箇所も追加されるなんて、驚きですねぇ。
BIGLOBE SIM の方は、幸せになれそう!良かったですね。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。