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この記事は 2019年03月05日 に以下のカテゴリに投稿されました Software.

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アップアニー、2018年世界アプリパブリッシャーランキング トップ52 社を発表

App Annie が公開している Google Play と iOS App Store の世界ランキングです。

まぁ、日本もいくつかの会社が入っていますが、アジア勢が強いのが目立つという感じ。

アップアニー、2018年世界アプリパブリッシャーランキング トップ52 社を発表
世界ランキング52 社中、日本企業は15 社がランクイン
App Annie

モバイルデータと分析ツールの世界大手プロバイダーApp Annieは、2018年のアプリパブリッシャートップ52を発表しました。トップ52はGoogle PlayとiOS App Storeを合計した収益上位のパブリッシャーを表彰するプログラムで、App Annieが2011年より、毎年発表しているランキングです。今回はトップ52と併せて、2018年日本国内のダウンロード数、収益、月間アクティブユーザー数ランキングと注目カテゴリのランキングも発表します。また、トップ52にランクインする日本企業の、今後のモバイル展望についてのインタビューも掲載しています。

トップ52アプリパブリッシャー - App Annie

トップ52アプリパブリッシャー – App Annie

2018年のトップ52に新しくランクインしたパブリッシャーは、Epic Games(米国)、Alibaba(中国)、Roblox(米国)、Zilong(中国)、Pearl Abyss(韓国)、DoubleU(韓国)、OneSmile(中国)です。

ここ数年と同じく、アジア太平洋地域のパブリッシャーが今年もランキングを席巻し、トップ52位のうち32を占めました。1位に輝いた中国のTencentは、みごと3年連続のトップです。NetEase(中国)も2位をキープしました。Activision Blizzard(米国)はランクを1つ上げて3位。日本のBANDAI NAMCOは一気に3ランク上げて4位、初のトップ5入りを果たしました。そして5位に入ったのは韓国の有力パブリッシャーNetmarbleです。

▼ランキングの詳細はこちらでご覧になれます
・2018 年トップパブリッシャー:世界収益ランキング編(TOP52): https://bit.ly/2NvPHSx
・2018 年トップアプリ:国内ランキング編: https://bit.ly/2UcF5uJ

■アジア太平洋地域マネージングディレクター
Cindy Deng(シンディ・デン)のコメント

Cindy Deng(シンディ・デン)

Cindy Deng(シンディ・デン)

2018年はモバイルが引き続き産業界に革新と変化をもたらすなかで、この変革の引き金になった主要アプリストアが10周年を迎えた、記念すべき年となりました。2018年のトップ52も過去数年と同じく、ゲーム会社がランキング上位を占めました。その一方で、非ゲーム系企業がモバイルで大きな成功を収めるケースが増えています。この前進をリードするInterActiveCorp(IAC)は12位 に急上昇し、そのほかNetflix(16位)、Time Warner(23位)、Google(27位)、Baidu(29位)、Pandora(35位)、Alibaba(37位)、Microsoft(38位)も軒並み前年から順位を伸ばしました。非ゲーム系アプリが消費支出に占める割合は、2016年の18%から2018年は26%に増え、今後も成長が続くと予想しています。

■2018年の日本国内「各分野別」「注目カテゴリ別」ランキング
▼各分野別
・ダウンロード数

ダウンロード数

ダウンロード数

・収益額

収益額

収益額

・月間アクティブユーザー数

月間アクティブユーザー数

月間アクティブユーザー数

▼注目カテゴリ別
・ライフスタイル:ダウンロード数

ライフスタイル:ダウンロード数

ライフスタイル:ダウンロード数

・エンタメ:収益額

エンタメ:収益額

エンタメ:収益額

・ヘルス&フィットネス:月間アクティブユーザー数

ヘルス&フィットネス:月間アクティブユーザー数

ヘルス&フィットネス:月間アクティブユーザー数

■トップ52にランクインしている日本企業にインタビュー
日本のモバイル市場を牽引する企業の「今後の展望」とは?

▼株式会社バンダイナムコエンターテインメント様

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

取締役 金野徹氏
エンターテインメント業界全般の売り上げは、景気に左右されにくいものと思っていますので、ロングセラータイトルだけに力を入れるのではなく、ユーザーの多様化による様々なニーズに応えて、今後も多くのタイトルを手掛けていきたいですね。
海外進出についても、ゲーム自体の良さに頼った単純なローカライズではなく、それぞれの地域に合ったものを出していきたいです。

▼LINE Digital Frontier株式会社(LINEグループ)

LINE Digital Frontier株式会社

LINE Digital Frontier株式会社

執行役員 平井漠氏
『LINEマンガ』は昨年、大きく売上を伸ばすことができましたが、その背景には、電子コミック市場自体が伸びていることもあったと考えています。ここ数年で「スマートフォンでマンガを読む」という認知がユーザーに広がり、より一般的になりました。今後も、市場の伸び率より高い成長率を維持しながら、電子コミック市場全体を盛り上げていきたいと思っています。

▼マッチングエージェント株式会社(サイバーエージェントグループ)

マッチングエージェント株式会社

マッチングエージェント株式会社

代表取締役社長 合田武宏氏
我々は若い世代をターゲットにサービスを展開しています。未来ある若い世代の恋愛を応援するべく、さらなるサービス改善に努めてまいります。また、マッチングサービスのリーディングカンパニーとして、マッチングサービスをきっかけに恋がはじまるワクワク感、またサービスの安心・安全な使い方を啓蒙することも必要だと考えています。良質なサービスを選ぶ方法や、安全な使い方を身につけていただけるような情報発信も今後強化していきたいと思います。

▼株式会社アニプレックス様(ソニーグループ)

株式会社アニプレックス

株式会社アニプレックス

本部長 三鍋尚貴氏
2019年は開発ラインを整えチームの組織力を高めることにより末永く遊んで頂ける作品をスピード感もって発表・配信できることを目指します。また、アニメと連動したファンサービス企画や、フェス・舞台・展示会などといったリアルイベントを開催することも目標のひとつ。
ユーザーの皆さまが作品の世界観に直接触れられる機会をもっと増やしたいと思っています。

▼株式会社Cygames様(サイバーエージェントグループ)

株式会社Cygames

株式会社Cygames

常務取締役 木村唯人氏
近年、ゲームを含む娯楽への時間の使い方は変わってきています。ゲームについて言えば、ゲームそのものだけではなく、リアルイベントや実況、配信なども含めた、総合エンターテイメント的な体験が求められていると言えるでしょう。Cygamesでも、ゲームとしておもしろいものを追求するなかで、時代の変化に合わせ、何が求められているか見極めて、ユーザーの皆さまがより楽しめるようなサービスを展開していきたいです。

App Annieについて

App Annie

App Annie

App Annie(アップアニー )は業界で最も信頼されるモバイルのデータと分析のプラットフォームです。
2010年以来、モバイルアプリデータ市場を創出し、世界レベルのモバイルファースト企業を支援してきました。App Annieのミッションは、企業のモバイルトランスフォーメーションを強化し、顧客企業が最高の消費者体験を提供できるようにすることです。世界中のすべての業界における1000社以上の大手顧客と、100万を超える登録ユーザーが、モバイルビジネスに革命を起こすための定石としてApp Annieを利用しています。米・サンフランシスコに本社を置き、世界13都市で事業を展開しています。詳しくはwww.appannie.com まで。

会社ホームページ:www.appannie.com/jp/
Twitter アカウント:@AppAnnieJapan
Facebook ページ: https://www.facebook.com/appanniejapan/

以上

星の数ほどあるアプリケーションのなかから、こんなに日本の会社の作品があることは、このところ、珍しいことなのかも。

そのほとんどはゲームだけどね。


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