お役人がやらかした、大笑いしちゃうトラブル。
まぁ、ここからわかることは、現場周辺では、テスト飛行なども行うことなく、ぶっつけ本番であったということは伺えますな。
何が起きたかというと、霞ヶ関で経済産業省が主催して、子どもたちを集めて毎年行っているイベント(見学会)の「子どもデー」が開催されていたのです。
そこの出し物の目玉として、ドローンの飛行が行われるということで、子どもたちがすごく期待して参加していたんですと。
で、飛行を開始するにあたり、「何かと注目されるドローンを飛ばします」とアナウンスされ、みんな注目してみていたのだが、ドローンはうんともすんとも動かない・・
なんてことがあったのだそうです。
ここで使われていた、DJI のドローンは、総理官邸への不時着時件後、「総理官邸」「皇居周辺」が飛行禁止区域として追加され、半径1km以内では離陸できない仕様と4月ぐらいからなっていて、その後特別な地域として霞ヶ関が追加された模様で、その範囲に入っていたのでしょうねぇ。
だいたい冒頭に書いたとおり、人を集めてイベントやるのに、ぶっつけ本番ってのは無いだろうし、使用するドローンが、どんな仕様かということも解っていなかった事になるわけだ。
集まってくれたお子様たちには、別途用意されていた、お家にもあるレベルの小さなドローンを室内で飛ばして、おかえりなったとさ。
人間なので、全てを理解しておけとは言わないけどさ、自分が担当なら、その事はちゃんとやるだろ、普通さ。
トラブルと言っても、大笑いで済むような内容なので良かったとは思いますけれどね。
今回使用しようとしていた、ぴくりとも動かなかったドローンは DJI 社の製品ですが、DJI のサイトに、ちゃんと飛行できない(させない)場所が確認できるページが有るんですけどね。
サイトはこちらです。ただし、DJI 社の製品だけが、このページのマップに該当し、ちゃんと GPS の信号から自位置を認識し、自分で飛ばないように制御を行っています。
空港周辺、皇居周辺、特別な地域とされていますが、霞ヶ関は特別な地域なのでしょうねぇ。
まぁ、飛ばなきゃ事故が起きないから、良かったけど、霞ヶ関みたいなところで、飛ばさないほうが良いんじゃないかな?
って根本的なところから、へんてこだなって思ってしまう出来事でした。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。