いろいろある物ですね。
2015年は、人工衛星の自作でもしてみましょうか?
こんなキットがインターネットで販売中です。
ちょっと調べて見ると、あの NASA が打ち上げている人工衛星ってどんな仕様なのかと思っていたら、思いの外能力が低い PC を使っているのです。
例えば今、打ち上げが完了して火星に向かっているオリオンですけど、なんと PoworPC (IBM) を2個使っているらしい。
PowerPC って、古い Mac に使われてたやつでとってものろかったですねぇ。
10年以上前の CPU を使ったマシンです。
多分今のスマートフォンにも全然及ばない性能だともいます。
でも安定性とか実績とか、壊れないとかいろいろあってこれを採用しているのだとは思いますけれど、案外こんな物なのですねぇ。
ちょっと驚きました?
そんな人工衛星に使う事も可能なボード(他はオプション構成)を自作できちゃうキットがインターネットから購入できるので、軽~く紹介します。
名称は、PocketQube Kit といって、高校生や大学生向けのキットですが、人工衛星を作るための基本的な物を含んでいます。
構成は、
OBC (On Bord Computer) オンボードコンピュータ
TI MSP430 という低消費電力で稼働する CPU を搭載したコンピュータボード
MiniSatCom Radio 人工衛星と通信するためのトランシーバーボード
420-450MHz と 902-928MHz の2つの電波を使って通信する事が可能です。
Labsat (Development Board) 目的に合わせて、自由に回路を実装するためのボード
いろいろなセンサーや、モジュールを実装して目的に合わせた自作の回路を組み込むためのボードです。
オプション
ソーラーパネルユニットとその筐体
上記のボード類に電力を供給するためのソーラーパネルのユニットですね。
Groud Support Equipment
多分これはどこかに降りたときに使われる地上で使うマウントなのかな?
まぁこんな感じで一通り、人工衛星が作れるようになってはいます。
後は、これが問題なんではないかと思うけど、どうやって打ち上げるか??
でもなんか楽しいですよね。
動画もありました。
これが大体1辺 2インチの立方体で作る人工衛星だそうです。
お値段は、最小構成で$5,999 ~ だそうです。
さぁて、2015年は宇宙に進出しますかねぇ・・・
気になる方はこちらからどうぞ。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。