別に表示させてるだけだったら、プロセスなんて、軽く動いてるほうが良いと思うんだけどね。
GAFA とか言っちゃってさ、やりたい放題。
まぁ、でも、そろそろやりますかなぁってことで、やりましたわ。
暗号化ってのも、まぁ、必要な感じもするからさぁ。
やることを箇条書きにすると、下記の通り。
こんな感じですね。
では、簡単ではありますが、各パートを少し解説してみます。
1.レンタルサーバーのコントロールパネルに入って、SSL の申請を行う
これは至って簡単な作業ですね。
今はレンタルサーバーでも、無料で SSL を使えることが普通だし、もしも使っているレンタルサーバーが、SSL 使うのに有料だとかのときには、即、他に移った方が良いと思いますよ。まぁ、色々と事情はあるでしょうけれど。
まずは、管理者として、レンタルサーバーのコントロールパネルにログインし、その中にあるメニューから、SSL 化を行うサイトに対して SSL の申請を行います。
具体的には、ドメインを指定して、ボタン一発でできるはずです。
SSL 化されるのには、申請してから、このサーバーでは約1時間ほどの時間で、SSL 化が完了しましたよ。
このときに、あとから説明しますが、php.ini の設定を変更できるようであれば、memory_limit の値を 2048M ぐらいに設定しておきます。
これは後で利用するプラグインを動作させるためのメモリーを確保するためです。
2.Wordpress の基本設定で、サイトの URL を http:// から、https:// に置き換える
管理者権限で、対象の wordpress のサイトにログインし、コントロールパネルを表示します。
設定 -> 一般と進むと、
WordPress アドレス (URL)
サイトアドレス (URL)
の部分に http://~~~ となっていますから、https://~~~ に置き換えます。
置き換えたら、一番下にある、変更を保存のボタンを押して、変更を反映させます。
3. コンテンツ内の http:// を https:// にすべて置き換える
コンテンツは、データベースの中にありますから、DB にアクセスして、sql を叩いてもよいのですけれど、そこは、さすがの wordpress で、ちゃんとこれらの作業を行うためのツールが用意されています。
他にもあるとは思いますが、Search Regex というプラグインがそれなので、今回はそれを使います。
プラグインのインストールに関しては、割愛しますが、新しいプラグインを検索して探して、インストール、アクティブ化しておきます。
Search Regex のメニューは、ツール以下にあるので、それを選択すると、
こんな画面が表示されます。
英語ですが、Search Pattern に置き換え前のテキストを、Replace Pattern に置き換え後のテキストを入力します。
その他は、特に必要がなければ、選択 / 入力する必要はありません。
ここで、下に並んでいる、3つのボタンを押せば、それぞれの動作、検索、検索と置き換えの確認、実際に DB 内を置き換えの動作を実行します。
その前に、今一度、サーバーのコントロールパネルで php.ini の memory_limit が変更されているか確認してください。
これを行わずに、Search Regex を実行すると、メモリーの不足を起こし、異常終了してしまいます。
経験的に言うと、レンタルサーバーの pho.ini に記述されている memory_limit は 200Mbyte 程度が標準設定のようなので、これを 2048M と記述し 2048Mbyte までメモリーを使えるようにしておきます。
さて、いよいよ DB 内に格納されているコンテンツの変更を行います。
このサイトの場合には、
Search Pattern には、http://picworld.jp を入力し、
Replace Pattern には、https://picworld.jp を入力し、
変換の状況を確認するために、Replace ボタンを押し、変更の状況を確認します。
この様に、変更の結果が表示されるので、思いのとおりに変更がされることを確認したら、本番の Replace & Save のボタンを押せば、コンテンツ内の置き換えが、行われます。
コンテンツの量にもよりますが、置き換えには、少し時間がかかるので、しばらくそのままでじっと待ちます。
結果は、この様に表示され、このサイトには 20000件以上の変更が行わたことを示していますね。
4. 使っているテーマファイルの中で、http:// の記述を https:// にすべて置き換える
多分この作業が一番面倒だと思いますが、頑張りましょう。
使っているテーマにもよると思いますが、外観 -> テーマエディタで、一つずつファイルを確認しても良いでしょうし、一度 ftp でテーマファイルをダウンロードして、オフライン環境におき、各種のツールを使って、一気に置き換え、アップロードしてもよいかと思います。
このサイトの場合には、Google 関係は、手を入れる必要はなし(スバラシイ)、Amazon に関しては、やはりリンクの http:// を https:// に置き換える必要がありました。
favicon の設定を直接テーマファイルに書き込んでいる場合には、忘れやすいのですが、これらも必ず変更します。
他にもあると思うので、これらも含めてすべて変更を行います。
5. 使っている plugins ファイルの設定を確認する
あまり必要はないかと思いますが、一応設定だけでも、確認したほうが良いでしょう。
一部に http:// の記述が残っていると、Mixed Content となってしまい、(また)Google さまが怒ります。
またド派手に今のブラウザーはどれも、危険なページでございます!ってことになるので、頑張って修正する必要があるんですね。
こいつへの対処の方法は、このサイトへの接続は完全には保護されていませんとされる該当のページで右クリックし、検証と進み、Consol を表示させると、確認することができます。
解決のヒントになるので、活用し、頑張って修正しましょう。
さて、次に
6. Google Search Consol や analytics に新しい https:// のサイトを登録し、sitemap を送る
ですが、サーチコンソールに新しいプロパティを追加で、新しいサイトを登録し、そのサイトのサイトマップを送信します。
その後、サーチコンソールに analytics の調整なるボタンを押して、指示に従えば完了します。
7..htaccess に 301 リダイレクトの記述を追加する
これは、今までの通り、http:// でアクセスしてきた訪問者を、新しい SSL 化した、https:// のアドレスに強制的に転送する記述であるとともに、今まで重ねてきた、検索エンジンに対して、その実績を引き継ぐ意味も持ちます。(重要ですね)
ルートディレクトリにある、.htaccess の中に、このような記述を追加します。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
さて、これで作業は完了ですが、午前中の2時間ぐらいの作業ですね。
ただし、最終的には、どうしても、Mixed Content: との戦いとなるように思うので、粘り強く、対応する必要があると思います。
ったく、おかげさまで大騒ぎですよ。
しょうがないけどね。
そのうちやろうやろうと思っていて、ここまで引っ張って来たのだけれど、検索結果とかには、あまり関係ないような気がするんだけどなぁ。
おそらくは、ここ1~2週間程度は、おかしな事が起きないか、(必要であれば)見ておく必要があるでしょうね。
電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。