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この記事は 2020年10月01日 に以下のカテゴリに投稿されました ドローン.

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無人航空機による気象庁火山調査を実施

ドローンを使った火山の状況を調査するというお話。

こういった用途には、もってこいでしょうね。

色々とあるのでしょうけれど、少しでも、こういった活動が、近隣の住民の皆さんや、山に登ったりする方の安全に寄与できるのなら、どんどん進めてほしいものですよね。

無人航空機による気象庁火山調査実施
〜令和元年度無人航空機による火山噴火時等における火口周辺調査〜
株式会社ヘキサメディア

空撮や調査、産業機運用を中心にドローン運用業務を事業展開する株式会社ヘキサメディア(本社 埼玉県川口市:代表取締役 野口克也 以下ヘキサメディア)は、令和元年8月より、気象庁地震火山部火山課(以下、気象庁)が行う、火山活動の推移を的確に見極めるため、無人航空機を用いて可視画像(静止画及び動画)および熱赤外画像(静止画)を取得し、火口内及びその周辺の火山の噴出の状態や地熱域の状況を把握するための無人航空機による(以下、ドローン)による火山調査を行いました。

口永良部島火山調査風景

口永良部島火山調査風景

【調査対象火山】
草津白根山
阿蘇山
霧島山新燃岳
口永良部島新岳

草津白根山 オルソ画像

草津白根山 オルソ画像

【ドローン調査の実施内容】
気象庁より業務委託された今回の火山調査では、立入禁止エリア外からの調査を行いました。特に赤外線カメラを用いて火山噴火口直上からの撮影は必須課題であり、ドローンを最大高度1,200m、最大距離4kmの飛行を実施しました。
火口の裏側は電波状況により撮影が極めて困難となります。また、熱赤外線の撮影には太陽光の影響による地熱の上昇を考慮しなければならないため、夜間を中心に実施しました。

火山や地形の特徴や天候を鑑みて、自動航行ソフトの特性と、調査で必要な高度や距離のシミュレーション、飛行行程と高度によるバッテリーマネージメントには、より注力しました。
許可申請関連では、国土交通省航空局、各火山の管轄空港事務所その他関係各所に申請・調整を行い、調査時に空港事務所と調整をしながら実施しました。

福岡管区気象台地域火山監視・警報センター 阿蘇山の火山活動解説資料(令和元年10月)より

福岡管区気象台地域火山監視・警報センター 阿蘇山の火山活動解説資料(令和元年10月)より

本案件では、天候の変化により臨機応変な対応を求められたものの、事前のシミュレーションと万全な準備により、事故なく安全な環境で終了することができました。

ドローンによる火山調査風景

ドローンによる火山調査風景

今年度も別案件の火山調査を実施する予定であり、過去に実施した西之島調査や浅間山降灰調査等の経験を生かして、防災のための調査に貢献してまいります。

【ヘキサメディアについて】
2015年に空撮専門会社として独立し、近年では空撮だけでなく、火山調査や災害発生後の運用、産業用ドローンの運用と開発、自治体と共にまちづくりにおけるドローンの活用にも取り組んでいます。
https://hexamedia.co.jp/

株式会社 ヘキサメディア
〒332-0023
埼玉県川口市飯塚1-2-11川口テラス201
info@hexamedia.co.jp
電 話:048-494-9084

ヘキサメディア

ヘキサメディア

以上

事故が起こった後から、あそこの地震計が(実は)動いていなかった・・っとか、もちろんそれらを運用している方も、そうなのだろうけれど、悔しい事実が出てきたりする。

すぐに直していたら・・っとかいう気持ちが出てきても、当たり前だと思うのですよ。

火山大国でこういった状況だと、まぁ、様々な理由があったりもするのだろうけれど、やっぱり残念だよなぁと思ってしまう。

自動運行もできるようだし、頑張って、みんなのためになる観測をしてほしいものですね。

期待しています。


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