続いてワイヤーフィーダーを組み立てます。
色々な呼び方があるようですが、材料となるフィラメントを押し出す重要な部品です。
ステッピングモーターの回転により、常に適量のフィラメントを押し出し(供給)し、プリントヘッドに送り込みます。
必要な部材
Step – 1 ステップングモーターにワイヤーフィーダーフレームを取り付ける
3本の M3 x 8 ビスを使ってステッピングモーターにワイヤーフレームフィーダーを画像のように取り付けます。
画像の上の部分は空けておきます。くみ上げたワイヤーフィーダージグととも締めするからです。
Step – 2 ステッピングモーターの軸にワイヤーフィーダーロールを取り付ける
画像では少しわかりにくいですが、フィラメントがここを通るので、フレームの前後の穴と、ワイヤーフィーダーロールの位置が合うようにして締め付けます。
別の六角ドライバーをフィラメントに見立て、ワイヤーフィーダーロールの位置を決め、固定しているのがわかるでしょうか?
Step – 3 ワイヤーフィーダージグを組み立てる
この3つの部品を M3 x 20 ナットを1本とワッシャ1枚、M3 ナット1個を使い組み立てます。
Step – 3 ワイヤーフィーダーに組み立てたワイヤーフィーダージグを組み付ける
暗くてわかりにくくてスミマセン。ワイヤーフィーダージグに M3 x 20 キャップドボルトを通し、間にワッシャを挟み、ワイヤーフィーダー本体の開けておいた取り付け穴に固定します。
Step – 4 蝶ネジとプッシュフィットコネクター取り付ける
フィラメントへのを挟み込んで送るのでその圧力を調整する蝶ネジを取り付けます。
M3 x 20 キャップドボルトに蝶ネジを先に通し、ワッシャを入れた後、所定の位置に取り付けます。先に下の画像のように、蝶ネジを組上げてから本体に取り付けたほうが簡単です。
ワイヤーフィーダー本体への取り付けは M3 ナットを所定の位置に差し込んでおいてから、上から M3 x 20 キャップドビスを締め込む感じで取り付けます。
プッシュフィットコネクターは画像の左に見えていますが、所定の穴にねじ込むだけです。
ここには PTFE のチューブを差し込み、その中を PLA や ABS のフィラメントが通ります。
次回はエフェクターの組み立てです。
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電子機器が大好きです。
プログラムを書くのをお仕事としていたこともあるので、両方できる PIC や Arduino を使って、いろいろな(役にあんまり立たない)ものを作っています。
実は UNIX 関連のお仕事も長かったので、Raspberry Pi もお手の物なのですけれど、これから触る機会が多くなるのかなぁ。
ボチボチ行きますが、お付き合いください。
若いころの写真なので、現時点では、まだ髪の毛は黒くてありますが、お髭は真っ白になりました。
愛車の国鉄特急カラーのカスタムしたリトルカブで、時々、秋月電子通商の八潮店に出没します。